入学の季節
花冷えだったり、太陽光がびしっと差していたり、昼と夜との差も大きい時は15度以上だったりの今日このごろ。
で、そうこうしているうちに、飲み物に必ず氷を落とす季節なんて、すぐやってきます。
さて久しぶりにピアノ教室・クラヴィアハウスガーデンからのお便りです。
冬のうちは、薔薇が時おり咲いている他は、年中元気なハーブのローズマリ-が水色の花をつけていました。
それが2月の中旬くらいからか、ある日、鉢のクリスマスローズに気付き、3月には香りのヒヤシンスやこれからの広がりが楽しみなヴィオラ。そしてムスカリが、つくしの形でパープルの花穂を並べました。パンジーも庭に色を添えています。
そして今春は、昨年の夏の猛暑で命絶え絶えになってしまった親苗の挿し木に成功したボンザマーガレットが、桜色の姿で「復活」の喜びを伝えてくれました。そしてフリージア。これは大したケアも必要とせず、自分で毎年季節になると元気に顔を見せてくれる優秀な球根です。それが今や、教室ガーデンの春のしるし。その色とりどりの様子は、まるで明るい dur(長調)の和音を奏でるがごとく!であります☆
さて今週末は天気予想が悪く、ならば雨に打たれる前にと、そのフリージアをカット。その中で白だけを集め、ピアノの部屋の窓際に置いてみました。
そうそう、夜、ピアノレッスン室のドアを開け入ってきた生徒さん、「あれ? Aちゃん、今日は素敵じゃない!」と思わず口に出た白のワンピース姿。「今日は小学校の入学式だったのでそのままの恰好で来ました」とお母様。「でしたら是非♪」とお帰りに、まだまだ取りきれず残っているフリージアを摘んでプレゼントしたら、Aちゃんの手の中で、丸く可愛いブーケが出来上がりました。選ぶ間もなく花を包んだ紙はとても簡素なものでしたが、両手でブーケを握ったフレッシュな笑顔が印象的でした。
入学の季節、何か始めよう!とか、もう一回トライの決心をする希望やパワーを、春は呼び覚ましてくれるかのよう。
誰しもが、何かの「一年生」になり得るきっかけとwelcomeのシーズンですね。
ピアノ教室・千鳥クラヴィアハウスも、また新たな一年のスタート時期を迎えています。
“我流"ガーデンも Go on! もうすぐ3種のクレマチスや13種の薔薇もそれぞれ開花。
近いうちにご報告できればと思います。