しくみを知る

まだ梅雨前でした。 6/4日曜。

と、いうことは、雨やら暑さのシーズンは、もっぱら “在宅を最も愛す” とする私としては、好んで出かける最後の週末だったかもしれません。
“まぐろの解体ショー” はまだこの目で見たことがありませんが、この日は、河合楽器福岡主催の “ピアノ解体ショー” を行うとのことで、興味を引くものだったのです。

その他、後半には、グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノの『聞き比べコンサート』も催されました。(この話は次の記で)

 昔々、厳しい母の元、ピアノ練習のノルマを果たす、まだ小さかった私は、時々忘れた頃に、家に訪れ、ふだん開けることはないピアノの蓋を開けて、キュキュっとチューニング・ハンマーをひねる調律師さんの様子を、珍しげに見ていたものです。
 ピアノという黒く大きい木の箱に閉じ込められていた不思議な線や並んだピン、鍵盤を押す度に反応しパタパタと動く、雫みたいな形の白の塊。これが一番動きがあってオモシロイ。
 そういえば、教室でも、グランドピアノでの打鍵に応じて反応するハンマーフェルトを覗きこむ子どもって、とても多いです。
 音程が設定され、複数並ぶことでメロディになる、不思議なピアノのしくみ☆


ピアノハンマーのキャラクターを「ホントはこどもさんの為のものだけれど」と、その日の記念にいただきました。
「貰う」って、大人でもこどもと同じに嬉しいものだと気づきました。

 しかし私自身のピアノの構造知識については、未だに漠然としています。
 車は運転するけれど、どうやって動いているか、大した説明はできないというパターンと同じです。
 それで、こういうのは見ておいた方が良いのだと考えたわけです。それでこの日、小さな子どもたちとその親が中心に来場する中、その会場の中央にぽつんと着席して話を聞いてまいりました。

この日の動画も撮影記録もありますが、ここでは河合楽器が制作し、編集スムーズな方のyoutubeをご紹介致します。