名月と万聖節となぜか桜

名月と万聖節となぜか桜

時は10月。世界中の誰もが楽しい種類の話題にきっと事欠いたに違いない一年が、あと二ヶ月で終わろうとしています。

暑さ激しかった夏は、活気というより、むしろ戦闘的な厳しさだったのが印象でして、このところの穏やかな気温は心が安らぎます。
それ故か、今日は久しぶりの記録向上心が芽生えまして、滞りがちだったブログの更新です。

十月一日
中秋の名月  夜空をカメラに収めるのは難しく、マシな出来のものをup♪

クラヴィアハウス、新宮中央ピアノ教室から見た夜空です。

大人の生徒さんのお一人から、この夜にベートーヴェンの「月光」を練習した、との報告をいただいています。

十月六日
その月もずいぶん下弦へと形を変えたなぁ…と空を見上げ、散歩していた、そんな夜のできごと。
あれ?? 桜が咲いているっ!!

この一瞬の夢から覚めてしまわぬよう、今のうちに!とばかりに、なぜか慌て、携帯カメラを向けます。
ソ・メ・イ・ヨ・シ・ノ !
すごい、すごい、これはスクープだ…
後ほど調べてみると、こういうことは現象としては起こり得るらしいのですが、ただ、気持ちががらっと変わった数分でした。
秘密のように咲いていた花、この秋に、自分だけが知るこの桜越しの夜空にありがとう!と。

十月三十一日
ハロウィン(万聖節)は、古代ケルト民族の祭を由来とし、先祖の霊が家族に会いに戻ってくる10/31は、悪霊もまた到来の日。その魔除けの風習として、形を変えつつ現在広く一般に伝えられています。
面白いテーマなので、ずーいぶん前ですが、植物でのアレンジを作ったことがあるので、ここに公開いたします。
(寄せ植えの構想を練り、苗の店先を巡る… こういうしっとりとした時間がめっきり少なくなってしまいました)