似て非なるもの Similar and non-similar
これは本棚 Books
これらは整列したタバコ Cigarettes
じゃ、これは? Um …
もしや、まさかの… So these are…
ケ・ン・バ・ン piano keyboard !
ジャズピアニスト、菅野邦彦さんがご自身で考案・制作した未来鍵盤。1億円かかったそうです。
シャープやフラットの音も一列に並んだ、これは半音階のクロマチック鍵盤。
革命的な鍵盤です! Wow
教室の大人の生徒さんはみんなみんな本当に主体的に学んでいらして、こちらの方が敬うばかりですが、音階で苦労する方が多く、申し訳ないくらいダメ出しすること常。
でもこの鍵盤だと、「白鍵→奥にある、しかも山の形になった黒鍵→谷になった白鍵への段差」に、それでなくても平等にできていない五本の指のせいで、ますますガタガタ、当然起こり得る、音の粒のムラからずいぶん開放されるではないか!と、喜んだのでありました。
しかし冷静な友人曰く、ピアノの間口が、通常ピアノと同じサイズなら、手前が黒鍵にも幅を取られ、各鍵盤が細くなるのでは?(音を外しやすい)という分析。これはぜひとも一度弾かせていただきたいものです。ぶきっちょの私がどこまで的確な音を出せるのか、興味あるところです。
その他、この未来鍵盤には、移調演奏がコロリとらくちんになるという特徴もあるなど、詳しくはお調べあれ。
(移調演奏、楽譜がない際は、感覚だけで行うので、けっこうヒヤヒヤです。知っている曲なら、少々のスリル感と共にまぁまぁ対応できますが、初対面の楽譜からは、私は逃げて回ります。つまり確かにこの鍵盤は助かります)
そうしてさらに想像を膨らませると、同義語のようで意味が全く異なる「転調」に関してですが、高揚感とか逆に沈んだ感じとかへの変化、これが普通のピアノだともれなく演奏者に贈られるギフトのように思うですが、その感覚が薄れやしないか気になるけれど、どうなのかしら。
これはローソクずらり Candles
じゃ、これは? This is another future keyboard.
菅野邦彦さんの未来鍵盤のもう一つのバージョンのようです。
整然とした見た目は、しばらくじーっと眺めていたくなります。
やっぱり触ってみたいピアノです。 I just want to touch !