★では、個人レッスンにはどんなコースがあるの?
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「個人レッスン概要」と、クラヴィアハウスでの事例
各教室が数種のコースを用意していると思います。
「○分間授業で、年に○回」といった分類と、初心者と中上級を区別するやり方もよくあります。以下はほんの一例です。
●30分間授業
ピアノ教室の多くの授業は30分間で行われています。
●長時間授業 40分間~1時間(さらに長時間のコースも存在)
使用テキストの難易度によってこのコースになったり、希望制で選択できたりは教室に寄ります。専門的に学ぶコースです。
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また、年間の実施授業回数については、昨今は年間の授業数が削減傾向にあります。
「○曜日○時の授業」といっても毎週ではなく、一ヶ月あたり3回(年間36回)という教室が多くなりました。 一人ひとりを大切にプライベートな体制で行われるピアノレッスンは、塾やグループ授業のような同時に複数の生徒さん相手とは違って、事業としては経済合理性が良いとはいえないのが事実です。 しかも個人を相手に授業料の値上げのお話は不得手もあり、冗談ではなく、30年、40年ずっと同じ授業料でやっている教室もあります。 そしてそのしわ寄せが教室運営難や、苦肉の授業回数の削減へと繋がっていることは現実としてあると分析します。 余談ですが元々、貴族が教養と芸術への深い造詣を身に着けさせるべく、高額なレッスン料を支払い、個人教授(例えば大ショパン先生)に子女へのピアノ指導を委嘱していた歴史が、-程度の差はさておき- 私達のような一般レベルに受け継がれているという流れであることを理解すると、このような非効率とも言えるスタイルが脈々と続いているのは、まさに自らの演奏がどんなに魅力的か、私たちは重々承知しているからです。 さりとて、現代の一般の教室には、コスト・パフォーマンスとの照合も案じるところ。 悩ましい問題ですが、そこは学び手も自宅練習という能動的な姿勢で取り組みたいですね。
●30分間授業
クラヴィアハウスでは「レギュラークラス」と呼んでいます。
必要な知識や弾き方を身に着け、楽譜やノートにメモしたり、実際、弾いてみたりという一通りのことができます。
きちんと自宅練習もして、頑張り具合で自慢のピアノになります。
ソナタなど長い曲では、一部分だけで授業を終えてしまいがちなので、その場合は長時間授業を選ぶと良いです。
●長時間授業
クラヴィアハウスでは「プレジールクラス」と呼んでいます。
30分間授業ではこなせない楽譜数を手掛けていたり、自宅練習での成果をよりアップさせたい意欲的なケースに対応します。
保護者の後押しがあれば、学習者の思い入れ次第の伸びを期待できます。
また別の利用され方として、まだ幼少のお子さんが授業の核心から逸れがちの場合、少々の自由枠も与えつつ、様子を見守り、軌道修正できる余裕をとの目的でこのクラスが選ばれるケースもあります。
●その他の授業
「レビュー&フォロークラス」(R&F)。 これはクラヴィアハウスのオリジナル個人授業です。 実際のレッスンは驚きの20分間ですが、それで実りが作れるのは、実際にはピアノレッスンと自習を併せてほぼ毎回40分間、教室で学べるように環境を整えているからです。 クラヴィアハウスには練習用ピアノを備えており、この補習途中でもチェックが入ります。 このクラスは授業料がリーズナブルなこともあり、ご兄弟でのレッスン受講に特に喜ばれています。 要は取り組み姿勢ですので、ご自宅でも努力を重ねる心がけがあれば、発表会のような場でも引けを取らずに立派に演奏しています。
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●30分間授業の「レギュラークラス」や「レビュー&フォロークラス」(R&F)双方共、年間40回以上の授業を保っています。