やっと秋!
ピアノを学ぶこと半世紀。
私が最近、個人的に楽しみな時間として費やしているのが「弾き歌い」です。
そもそも「歌」は下手ではないので、いつでも引っ張り出せる技と思い、ずいぶん長いこと放置しておいたら、じわじわっと感じ始めた変化。以前より音域が狭くなり、長く伸ばす音の最後の方で音程がゆらゆら、息も続かないし…
これはまずい!と余暇活動として「弾き歌い」を始めたら、次々に手掛けたい曲コレクションの山ができてしまいました。
授業前に慌てて楽譜を片付ける始末です。
ジャンルも多岐に渡り、「オペラ」「ミュージカル」!そしてまた、最近に至っては-これはピアノ伴奏なしですが-あの「Bling-Bang-Bang-Born」を一通りマスターしようとしているし、さらに歌の「こぶし」という技法を身につけん!とトライ中。
オペラ、ミュージカルはできるだけ原語で頑張ろうとしていますが、イタリア語など完全にカタカナ頼みで、なんとも情けない状態。
嘆かわしいのは、他も全く同様で、「Bling-Bang-Bang-Born」は、まず意味を咀嚼する暇もないあの早口!
♪鏡よ鏡答えちゃって Who's the best ? I'm the best Oh, yeah ~♪ の一節のみ会得できており、一瞬得意げになる次第。
こぶしは、あれは演歌を歌えば必ずついてくるテクニックだろうと高を括っていたら、自分はこぶしスピリッツに欠けるようで、実力は今のところ、はかばかしくありません。上手に歌いたい!弾き歌いも然り!
海外の歌のオーディション番組を見ると、日本のそれと比べ、これぞまさに求めるべきレベル!と常々感じ入りますが、そんな評論家になるより、自分が実際に声を出してみ!できないから!という自らの問いただしに、はい、まさにyesなのです。
上手でなくてもトレーニングするのと、諦めてしまうのとでは大きな差。
時間をかけると少し変わってくるものです。 ♪上がり切るハードル very happy♪
ピアノを弾き、両手に違う動きを課し、指を動かし続けることは、脳をちくちく刺激し 歌を歌うことは、すっかり省力化した喉から様々な声を導き、腹式呼吸で代謝も向上。
その上願わくば、鑑賞レベルまでそれを引き上げられた暁には、人の心を動かし拍手までいただけるのが音楽。
♪生身のまま行けるとこまで♪、がんばりましょうか!
(文中の♪のくだりはすべてCreepy Nutsさんの詩の言葉から)
~~~~写真は今年のハロウィン!子どもたち用~~~~